小学生にもわかる！円安と円高のはなし

「円安」と「円高」という、これらの言葉は、日本のお金「円」の価値が他の国のお金に比べてどうなるかを表します。円安は円の価値が低くなること、円高は円の価値が高くなることです。それぞれの良い点と困る点を見ていきましょう。

円安のいいところと困るところ

1. いいところ

   • 輸出が増える：日本の会社が外国に物を売るとき、円安だと外国の人は少しのお金でたくさん買えるので、たくさん売れます。これが日本の会社にとってはとてもいいことです​ 。
   • 外国のお金を持っているとお得：外国のお金を持っている人は、円安の時に日本円に換えると、たくさんの円を手に入れることができます。これはお金を貯めるチャンスになるんだよ​。

2. 困るところ

   • 輸入品が高くなる：海外から買ってくる物（おもちゃや洋服など）が高くなるので、お店で買う時にお金がたくさん必要になります​。
   • 海外旅行が高くつく：外国に行くときも、円安だと現地のお金に交換する時に得られる金額が少なくなるため、同じ予算でも少ししか遊べなくなってしまいます​。

円高のいいところと困るところ

1. いいところ

   • 輸入品が安くなる：円高のときは、外国の物を日本円で安く買えるので、輸入品を買うのにお金が少なくて済みます。これは家計にとって嬉しいニュースです​ ​。
   • 海外旅行がお得に：同じ金額の予算でも、円高の時はもっと多くの外貨を手に入れることができるので、海外旅行がお得になります​ ​。

2. 困るところ

   • 輸出が減る：日本の会社が外国に物を売る時、円高だと外国の人が高く感じてしまうので、なかなか売れなくなります​。
   • 外国の資産が減る：外国の株や債券を持っていると、円高のときに日本円に換えると、手に入る金額が少なくなってしまいます。これは投資をしている人には悪いニュースです​ 。