2025年5月最新|オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の銘柄入れ替えポイント解説

日本株

オルカンとは?

「オルカン」とは、三菱UFJ国際投信のインデックスファンド eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) の愛称です。世界の先進国・新興国の大型~中型株をカバーする「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)」に連動することを目指しています。運用会社が恣意的に銘柄を売買するのではなく、指数(MSCI ACWI)の設計図に沿って自動的に組入銘柄と比率を調整します。

銘柄入れ替えの仕組み

MSCI社は 年4回(2月、5月、8月、11月)定期的に指数の構成銘柄を見直し、時価総額や流動性の基準をもとに追加・除外を行います。オルカンはこの指数に連動するため、見直しタイミングで組入銘柄数や国別比率も自動的に変化します。

最新アップデート(2025年5月)

  • 発表日:2025年5月13日

  • 実施日2025年5月30日取引終了ベース

  • 追加銘柄:30銘柄

  • 除外銘柄:61銘柄

  • 純増減:30 − 61 = 純減31銘柄

MSCIは13日、ACWI指数の組入銘柄入れ替えとして30銘柄を追加し、61銘柄を除外すると発表。5月30日の終値ベースで組入を実施します。


日本株の主な動き

  • 追加:IHI、サンリオ

  • 除外:セイコーエプソン、安川電機

日本銘柄では、航空・エネルギー機器のIHIとキャラクタービジネスのサンリオが新規採用され、一方でセイコーエプソンと安川電機が除外されました。

その他の注目ポイント

  • インド株:Coromandel International、Nykaaなどの採用で比率上昇(インド全体のウェイトは2%超へ)

  • 中国株:不動産関連中心に複数除外、全体比率は約1.8%に低下

  • UAE・アラブ首長国:ADNOCガスやドバイ電力水道局など新興国勢が組入

インド企業の追加は今後の中長期リターン向上期待を高める一方、中国市場は調整フェーズ継続の様相です。


次回見直しスケジュール

  • 8月発表/9月実施

  • 11月発表/11月末実施

オルカンの銘柄入れ替えは四半期ごとに行われるため、次回は8月中旬発表、9月初旬に実装予定です。指数レベルの大きな変動がない限り、劇的な組入比率変化は稀ですが、各国マーケットの動向はチェックしておきましょう。


まとめ

  1. オルカン=MSCI ACWI連動 のインデックスファンド

  2. 年4回の定期リバランス で自動的に銘柄・比率が更新

  3. 最新は30追加・61除外で純減31銘柄(2025年5月実施)

  4. 日本株では IHI・サンリオ追加セイコーエプソン・安川電機除外

  5. インドや中東・新興国の存在感拡大、中国株は調整局面

銘柄入れ替えを気にしすぎる必要はありませんが、定期的なニュースチェックで「指数の設計図」に何が起こったかを把握することで、安心して長期分散投資を続けられます。

放置して、入金力を高めることに専念!!

今すぐ口座開設してオルカンに分散投資!

初めての方も手数料最安水準の eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) で、世界の株式市場にまるっと投資を始めましょう。

※上記リンクからの口座開設で、あなたにも当サイトにもお得な特典があります!

楽天証券

Screenshot

コメント

タイトルとURLをコピーしました