世界中に分散投資できる大人気インデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカン。2025年8月のMSCI ACWI定期見直しが発表され、42銘柄追加・56銘柄除外と、前回に続き「純減」となる入れ替えが行われました。
結論から言えば、今回の調整も投資家に大きな影響はなく、オルカン保有者は安心して長期・積立投資を継続することが最適解です。まだ証券口座をお持ちでない方は、この機会にNISA口座を開設してオルカン積立を始めるのがおすすめです。
オルカンは以下の証券口座から購入可能です↓
オルカンとは?
オルカンは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する超低コスト(信託報酬0.05775%程度)の全世界株式インデックスファンド。
1本で先進国から新興国まで約2,700銘柄に分散でき、世界経済の成長をまるごと取り込めるのが魅力です。NISA口座の投資先として圧倒的な人気を誇ります。
今回の銘柄入れ替えの概要(2025年8月)
発表日:2025年8月7日
実施日:2025年8月26日(取引終了後に反映)
追加銘柄数:42社
除外銘柄数:56社
純増減:−14社(前回5月に続き純減)
日本株:
2社追加(川崎重工業・良品計画)
5社除外(電通グループ、ホシザキ、オムロン、小野薬品工業、リコー)
→ 純減−3社、合計180社
日本株の動向
追加
川崎重工業:防衛・航空需要で業績拡大
良品計画:「無印良品」ブランド、業績回復で採用
除外
電通G:広告市場停滞、株価伸び悩み
ホシザキ:成長鈍化
オムロン:収益低迷
小野薬品:主力薬特許切れ
リコー:オフィス機器需要縮小
日本株は円安によるドル建て時価総額縮小が影響し、構成比率がわずかに低下しました。
世界全体でのポイント
米国株:ロケット・ラボ、ソーフィー、アファームなど成長企業が新規採用
新興国株:中国中信銀行、インドネシアのDian Swastatika
中国香港のLaopu Goldなどが採用
除外多発国:トルコ(−4)、中国(−3)、日本(−3)、マレーシア(−3)
米国ハイテク株の比重がさらに高まっており、NVIDIA1社で日本株全体を上回るシェアとなっています。
入れ替えの背景
米ドル建て時価総額で評価されるため、円安・通貨安の国は不利
米国株(特にハイテク大型株)の株価上昇が突出
成長企業の採用で指数の新陳代謝を確保
指数入れ替えは「ゾンビ企業を排除し、成長企業を取り込む仕組み」とも言えます。
投資家への影響と今後の見通し
オルカン保有者は何もする必要なし
銘柄入れ替えによる基準価額への影響は極小
長期的には成長企業が自然に組み入れられる仕組み
次回の見直しは2025年11月。
引き続き米国ハイテク偏重の傾向が続く可能性がありますが、オルカンの「世界分散投資」という本質は不変です。
もし個別株投資を始める場合は、オルカンに採用されている銘柄から選んでもいいかも
まとめ:淡々と積立継続が正解
今回の入れ替えも、オルカン投資家にとっては「気にしなくてOK」。むしろ指数が常に新陳代謝を行い、最新の成長企業を組み込んでくれることがオルカンの最大の強みです。
✅ オルカンは放置でOK
✅ 世界経済の成長を自動で取り込める
✅ 低コスト・長期分散投資に最適
まだ証券口座をお持ちでない方は、NISA対応の証券口座を開設し、今から積立投資を始めましょう。
こちらの記事も参照ください。
オルカン投資は一括投資と積立投資どっちが正解?メリット・デメリット徹底比較
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