【2025年最新】LQD(米国投資適格社債ETF)完全ガイド|初心者でもわかる安定投資の始め方

米国株

「株式投資は怖いけど、定期預金の金利じゃ物足りない…」 「毎月安定した収入が欲しいけど、リスクは抑えたい…」 「退職後の資産運用で、値動きの激しい投資は避けたい…」

そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する「LQD」です。

このETF(上場投資信託)は、米国の優良企業が発行する社債にまとめて投資できる商品で、年5%前後の安定した利回りを狙えます。特に以下のような方には最適な投資先と言えるでしょう:

🎯 LQDが向いている人
✅ 投資初心者:いきなり株式は怖いが、資産運用は始めたい
✅ 安定重視の投資家:大きなリターンより確実性を求める
✅ 定年退職者・シニア層:年金の補完として毎月収入が欲しい
✅ サラリーマン:忙しくて個別株の分析時間がない
✅ 主婦・主夫:家計の足しになる安定収入を確保したい

株式投資のようなハイリスク・ハイリターンではなく、「企業にお金を貸して利息をもらう」感覚で資産を増やしていけるのが魅力。まずは証券口座を開設して、安定収入の基盤作りから始めてみませんか?下のバナーをクリックして、無料で証券口座の解説が可能です。

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📊 この記事で分かること
・LQDの基本情報と仕組み
・投資メリット・デメリット
・最新のパフォーマンス動向
・初心者が注意すべきポイント

LQDとは?|「企業への貸し付け」で安定収入を狙うETF

LQD(iShares iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF) は、世界最大の資産運用会社ブラックロックが提供するETFです。

簡単に言うと、米国の信用力が高い企業約2,900社にお金を貸して、毎月利息をもらえる商品です。個人では到底買えない数千もの社債に、わずか数万円から分散投資できるのが最大の特徴。

アメリカの優良企業に自分のお金を貸して、利息もらおうぜってこと

基本スペック一覧表

項目 詳細
正式名称 iShares iBoxx米ドル建て投資適格社債ETF
ティッカー LQD
純資産総額 約3〜4兆円(300億USD)
経費率 0.14%(年率)
設定日 2002年7月22日
分配頻度 毎月
分配金利回り 約4.43% ※2015年8月6日 現在
保有銘柄数 約2,900銘柄

なぜ今LQDが注目されるのか?|3つの投資メリット

高水準のインカム収入

現在のLQDの利回りは約4〜5%と、日本の定期預金(0.01%程度)とは比較にならない高水準です。しかも毎月分配金が支払われるため、定期的なお小遣いのような感覚で収益を実感できます。

例えば100万円投資した場合、年間4〜5万円の分配金が期待でき、これを12回に分けて受け取れる計算です。

過去5年間の分配利回りを見てもおいしい水準

株式より安定した値動き

LQDの価格変動(3年標準偏差:約10〜11%)は、株式ETF(同15〜20%以上)より小さく抑えられています。

実際に過去の金融危機を振り返ると:

  • リーマンショック(2008年): LQDは最大15%下落(株式は50%以上暴落)
  • コロナショック(2020年): 一時的な下落後、年末にはプラスリターンを確保

このように「株式ほど激しく動かない」特性が、ポートフォリオ全体の安定化に貢献します。

究極の分散投資効果

LQD1本で約2,900もの企業に分散投資でき、業種構成も以下のようにバランスが取れています:

  • 金融セクター: 25%(JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ等)
  • 生活必需品・ヘルスケア: 15〜20%(ユナイテッドヘルス等)
  • テクノロジー: 10%強(オラクル等)
  • 通信: 10%弱(ベライゾン、コムキャスト等)
  • エネルギー: 8〜9%

仮に1社が倒産しても、全体への影響は0.0数%程度。これぞ分散投資の威力です。

知っておくべきリスク・デメリット

安定している分、注意点もあります:

金利上昇時の価格下落リスク

債券価格は金利とシーソーの関係。金利が1%上がると、LQDは約8%下落する可能性があります。

実際に2022年は、米国の急激な利上げでLQDも年間約-18%の大幅下落を経験しました。ただしこれは数十年ぶりの異例の事態でした。

為替リスク(円建て投資家の場合)

LQDは米ドル建てのため、円高になると評価額が目減りします。逆に円安なら為替差益も期待できますが、この点は理解しておきましょう。

株式ほどのリターンは期待できない

LQDの設定来リターン(年率約4.6%)は、同期間のS&P500(年率約11%)に大きく劣ります。大きな資産成長より安定性を重視する商品です。

ただし、現在は米国金利下げ待ち状態。トランプ大統領も強く支持。
 → 価格が大きく下がることはないのでは、と妄想中。

最新パフォーマンス|2025年の投資環境

直近の動向

  • 2022年: -17.9%(債券の冬と呼ばれた厳しい年)
  • 2023年: +9.4%(金利上昇一服で回復)
  • 2024年: 概ね横ばい〜小幅プラス

現在の基準価格は110ドル前後で推移。債券利回りが5〜6%台という高水準に達しており、
「仕込み時」と見る専門家も多くいます。

筆者は打診買い。利回りの水準と為替を見ながら買い増し予定。

 

将来見通し

多くのアナリストが「長期的には魅力的、短期的には上下動に注意」との見方。現在の利回り水準はリーマンショック後最高水準のため、長期投資の観点では以前より魅力が増していると言えるでしょう。

初心者が押さえるべき3つのポイント

「債券=絶対安全」ではない

価格が変動する金融商品である点を理解し、元本割れの可能性もあることを認識しましょう。

ポートフォリオのバランスを考える

LQDだけでなく、株式や現金とのバランスを取ることが重要。債券割合を増やせば安定するが、リターンも抑えられます。

長期保有が基本

短期売買より、腰を据えて長期保有し、毎月の分配金を再投資して複利効果を狙う戦略が有効です。

実際に投資するには?|証券口座開設から始めよう

LQDに投資するには、まず証券会社での口座開設が必要です。主要ネット証券(SBI証券、楽天証券等)では:

  • 買付手数料優遇あり
  • 定期積立投資対応
  • NISA口座利用可能(分配金の国内課税が非課税)
💡 おすすめの始め方
1. ネット証券で口座開設
2. まずは10万円程度の少額から開始
3. 毎月定額積立で慣れる
4. 慣れてきたら投資額を調整
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まとめ|安定投資の第一歩として

LQDは「安定収入・低ボラティリティ・分散投資」を求める投資家にとって魅力的な選択肢です。

年5%前後の利回りを毎月受け取りながら、株式より安定した資産運用ができる点は大きなメリット。ただし金利・信用・為替リスクもあるため、ポートフォリオの一部として活用するのが賢明です。

投資初心者の方は、まず証券口座を開設して少額から始めてみてください。マーケット環境の変化を体感しながら、徐々に知見を深めていけば、安定した資産形成の基盤が築けるはずです。


⚠️ 投資判断について
本記事は情報提供を目的とし、投資勧誘ではありません。投資判断は自己責任でお願いいたします。過去の実績は将来の成果を保証するものではありません。
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